バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの週間調査によると、25日までの1週間は、売り込まれていた米長期国債とハイテク株に資金が流入した。
米長期国債ファンドには過去最大の56億ドルが流入。短期国債への流入ペースは鈍った。
「現在のフローの最大のテーマは国債のデュレーション長期化に資金が引き寄せられていることだ」と述べた。
BofAは債券バブルははじけたが、価格は横ばいで推移すると予想している。
ハイテク株ファンドには過去8週間で最大の20億ドルが流入。最近の下落を受けて「安値拾いの買い」が入ったという。
株式ファンド全体では21億ドルの流出となったが、エネルギー株ファンドへの流入額は24億ドルと、過去18カ月で最大だった。中東での軍事衝突発生を受けた石油価格の上昇がエネルギー株を押し上げた。